バレー中のミスが怖くなった時ってありますか?私はあります!しょっちゅうです!ミスを怖がってミスをしてしまう負の連鎖も経験してます。
この記事を読んでわかることは
- どんな時にミスがでてしまうのかがわかる
- ミスの原因と対策がわかる
- ミスの後どうやってカバーするかを考えることができる
実体験も交えた対策を解説しているのでぜひご覧ください。
バレーでミスがでやすいのは不安要素がある時
不安要素があるとミスがでやすいです。原因がわかれば対応もできるようになります。
監督や先輩の目を気にしてしまう
ミスしたら監督や先輩の顔をすぐ見てしまう人っていると思います。本音を言うと、ミスする前から気になってたりします。きっとやる前から不安になってしまうタイプなのでしょう。
不安なことは9割以上起こらないというのを聞いたことがあります。自分の頭の中で”ミスをしている自分”を作ってしまうのです。ついでに”ミスで怒られている”もセットで考えているのかもしれません。
脳内で作られたネガティブな思想に乗っとってバレーをする必要なんてありません。監督や先輩に怒られるのも実際やってしまったミスに対してなので頭の中で想像する必要なんてないのです。
自分でも経験したのですが少し考え方を変えると上手くいくかもしれません。

監督や先輩のためにバレーをしてるわけじゃない
どうしても気になるならあえて監督や先輩を見ないことをおすすめします。
本気で頑張ってる人には周りの目を気にする余裕なんてないです。のめり込むぐらいバレーに打ち込んでみましょう!
体調管理が万全ではなかった
まとまった睡眠や栄養のある食事はちゃんととれていますか?毎日のルーティンになるものほど、いい加減にしないで大事にしたほうがいいです。
いい睡眠は疲労を回復させ、心の安定を促進させてくれます。ちゃんと寝るとおなかが減ります。栄養のある食事は体力の回復やこれからのエネルギーになります!
特に試合前などは

ちゃんと寝たし、ご飯も美味しい。だから大丈夫!
と自分自身の安心材料になります!
試合ってだけで自動的に緊張してしまう人は安心材料をいっぱい作るのがおすすめです。”これやったから安心”って思えるおまじないのようなものです。
私も経験があるのですが、特に大事な試合の前に緊張して寝つきが悪くなることがあります。解決方法は、早めに布団に入って何も考えないことです。
『いっぱい寝て、朝ごはんをちゃんと食べて、バレーの会場にちゃんと来れた。だから私えらい。すごい!』と思える安心材料を作りましょう。これだけでも戦う準備はバッチリです。
バレーの技術面で心配事がある
『練習してきたけどスパイクに自信がない』『サーブが入るか不安』など、心配は心配とくっついて増殖していきます。
さらに周りを見渡すとみんなバレーが上手そうに見えたり、強そうなチームだと思ったり…。どこかでその思考を止めないといけません。
そんな時は自分を客観的にみるのが効きます!

また心配してもしょうもないことを心配してるの?わたし
という感じで自分に問いかけてみましょう。

僕はバレーより心配することのほうが好きなのか?
自分の考えに自分でツッコミをいれていると心配ごとが脳内から消えていきます。
それでも心配が止まらないならこの方法です!利き手ではないほうの腕でバレーボールを真上にポーンポーンとあげてみてはどうでしょう。
自分の肩の高さに腕を伸ばして、片手直上レシーブです。利き手ではないし、片手なのでなかなかうまくいかないものです。
でもそのうち無心であげてます。私はこの方法をよくやってたので利き手じゃなくてもボールが上手くあげれるようになりました。
慣れてきたら左右交互に直上レシーブです。難しい動きをすると思考がそちらにひっぱられるので心配事なんて考えられなくなりますよ。
プレッシャーを感じすぎている
プレッシャーとは”悪”ではありません。自分に対して周りが期待していると感じたり、自分で自分に期待しすぎていることです。全然悪いことではないのです。
プレッシャーが嫌われてるのは無意識に”周りの期待に応えられなかった自分”を想像してしまうからだと考えます。
行動をおこした結果は良くても悪くても後からついてくるものです。それよりも周りや自分が期待してくれてることがどれだけすごいかを考えてみてください。
バレーでいうと絶対ひとりきりで勝負しなきゃいけない場面がひとつだけあります。

それはサーブ打つときだね!
サーブが得意な人も、苦手な人も絶対ひとりでやらないといけません。
その重圧がどれだけすごいかは私もバレーを経験してるのでよくわかります。サーブが得意な人は点を求められるし、苦手な人は『サーブいれてよ』と思われます。どっちもプレッシャーです。
どのみちプレッシャーというのはついてくるものです。それなら重く受け止めないで”プレッシャーと共に戦う”スタンスで軽く考えていいのだと思います。
いま自分ができる最大限をやることだけに集中してみましょう!それだけを考えれるようになったら、いつの間にかプレッシャーなんて消えてしまってますよ。
すごくたくさん練習した…はずと思っている時
練習した通りに事が運ぶなんてまずないです!こちらがパーフェクトで相手チームは0点…なんて今までのバレー人生の中で1回もありません。
『練習以上のものは出ないと考えて練習しよう』と小中学生を教えていた時に言ってました。練習に勝るものはないということです。私は”たまに出る練習以上のものは、もう2度とでない”という考えを持っています。
その”練習以上のもの”が確実に試合で使える実力になるように練習していこうと伝えていました。
そして”練習は裏切らない”とよく言われますが、これは半分正解で半分間違っていると考えます。試合前だと”練習は裏切らない”と考えます。
しかし試合後に負けてしまった場合は”裏切られた”と感じることがあるかもしれません。相手がいるのでこれはしょうがないことなんですが、練習してきたので悔しい思いを抱えてしまいますね。
この悔しい思いを打破するには、やはり練習しかないのです。また負けたとしても強くなるには練習だけです。
『すごくたくさん練習した』と思ってても、相手もすごくたくさん練習しているのかもしれません。それでも勝ちたいならば練習を積み重ねる、その一択です!
自分にも周りにも実力以上を期待しすぎている
実力以上のものはでません。ミスも実力のうち。でも自分にも仲間にも期待してしまう、これは自分の仲間ですから当然です。
サーブが強い人にはサーブを期待するし、スパイクが調子良ければ『試合でも活躍できる』って思ってしまいます。
気をつけたいのは期待しすぎることです。相手にプレッシャーを与えるほどの期待はいい結果をうみません。
自分自身に置き換えても、過度なプレッシャーになるような期待の言葉は聞きたくないはずです。でも仲間のためにがんばりたい、相手だって同じように思ってます。
期待している相手にはリラックスしてバレーに臨んでもらいたいので笑わせたり、どうでもいい話題をふったりするといいです。
バレーでのミスの数は経験値UPにつながる
ミスや失敗はいずれ自分の経験値UPになると考えてみましょう。勉強と同じで間違ったのをそのままにしておくのは良くないです。
いつかできるようになれば、過去のミスはうまくなるために必要だったと思えるようになります。
周りのメンバーが同じように悩んでいたらミスを多く経験している人のほうがアドバイスも的確にできるだろうし、失敗に対して寛容な気持ちを持てるはずです。
経験値というのは成功に目がいきがちですが、失敗から学ぶことのほうが圧倒的に多いと考えてます。
学生最後の試合とか、大きな大会でミスや失敗を抑えられれば、他は全て練習試合です!勝ち負けに重点を置くのではなく、練習や調整して大事な大会でのミスを減らしていくための機会です。
そこではうまくなるためにどんどんトライ&エラーを繰り返していいと私は思ってます。

そう考えるとミスすることが怖くなくなるね

むしろ積極的にいかないともったいないね
自分の経験ですが、積極的にいく人のほうがミスは多いけど結果的に上手くなるのが早いです。トライ&エラーを繰り返してる分、あきらかにミスが少なくなっています。
ミスを経験としてインプットして次に同じミスをしないというのが姿勢にでているからです。
バレーのミスや失敗が怖い時のまとめ
記事を読んでいただき対処法をわかってもらえたかと思います。
- 安心材料を増やす
- 自分にツッコミをいれてみる
- いま自分ができる最大限をやることだけに集中する
- 悔しい思いを打破するには練習するしかない
- 過度なプレッシャーになるような期待の言葉は聞かない(言わない)
誰でもミスした時を考えると怖いし、失敗したら申し訳ないと思うものです。ミスを怖がらず、トライ&エラーを繰り返して同じミスは二度としない心構えでバレーを続けていきましょう!
この記事はレシーブの位置取りを制して拾えるボールを増やしていく記事です。ミスを減らすために効果的なのでぜひご覧ください!
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