ゴムバレーと革バレーの違いを解説!ルールを把握して楽しもう

ゴムバレーと革バレーの違いを徹底調査と書かれた写真 ゴムバレー編

革バレーは馴染みがあるけどゴムバレーってどんなルールなの?という話をよく聞きます。ゴムバレーの人気が出てきて、活動している地域も増えてきたみたいですね。この記事を読むとわかることは

  • ゴムバレー特有のルールを解説
  • ゴムバレーって聞いたことあるけど革バレーと何が違うの?

そんな疑問を解決できる記事を書きました!

ゴムバレーと革バレーのルールの違いは?

革バレーボールとゴムバレーボールを一緒に撮った写真

基本的には革バレーと一緒なのですが、ゴムバレー特有のルールというのがこちらになります。

  1. 相手コートに1回で返球してはいけない
  2. ネットに当たればボールは連続して一人が2回触れる
  3. 返球する時に鋭角に上から叩きつけるように返してはいけない
  4. ブロックはない
  5. ボールの飛び方が違う

この5つが革バレーとの大きな違いです。詳しく解説していきますね。

1.相手コートに1回で返球してはいけない

必ず2回か3回で返します。もちろん革バレーの”ダイレクト”というプレイ(相手コートからネット際にボールがあがったものをそのまま相手コートに叩きつけるプレイのこと)は禁止です。

相手のすごいサーブをかろうじて取れたのに相手コートに返ってしまった…というのは革バレーではそのままゲームが続きますが、ゴムバレーでは相手に1点が入ります。

ゴムバレーを始めたばかりの頃は革バレーの感覚が抜けなくて、相手コートからネット際にあがったボールを押し込んでしまったことがあります。革バレーからゴムバレーという経路のかたはそこが難しいのではないかと思います。

きっと男性のかたは思いっきりダイレクト決めたくなるでしょう。でもゴムバレー界では思いっきり反則です!

2.ネットに当たればボールは連続して一人が2回触れる

例えばカットをミスってネットに当たった場合、もう一度そのひとが触っても大丈夫です。”1回目・2回目”もしくは”2回目・3回目”でも大丈夫ですが、3回までに返すルールなので3回目のあとにネットに当たって相手コートに行かなかった場合はダメです。

革バレーにないゴムバレー特有のルールですね。ツー(2回目)で返そうとしてネットにあたったとしても、もう一度返せるチャンスがあるということです。

ラッキーと思うかもしれませんが、連続して触るのって実は難しいです。ネットに当たったボールから絶対目が離せないので、滑り込んだりできません。

3.返球する時に鋭角に上から叩きつけるように返してはいけない

これは老若男女混在しているからできたルールなのでしょう。ネットの高さが2m40cmなので主に男性がジャンプしてネットの上から鋭角に返すと審判に笛が鳴り、相手に1点が入ってしまいます。

千葉市の家庭バレーボール大会ではさらに厳しく男性はジャンプをしてはいけないルールなんです!ルールなので反論できませんが、これには賛否両論あります。

賛成派はやはり年配のかたが多く、ラリーを楽しむスポーツなのでジャンプしてまでの強打は必要ないと考えてる部分が多い印象です。それに対して反対派はジャンプしないと迫力がなくて面白くないという意見が多いです。ジャンプした男性の強打を拾うのが楽しみなかたも多いので私の周りは反対派が圧倒的に多いです。

しかし千葉市家庭バレーボール大会はジャンプ禁止が決定事項なのでみんなルールに則ってゴムバレーをやっています。ラリーが続きすぎて、サーブを打ってから5分以上ボールが落ちないことも多々あります。焦らずイライラせず淡々とボールをつなぐチームが勝ちます。がまんくらべです!

4.ブロックはない

1球目で返せないこともありブロックは禁止です。革バレーやっていると、どうしても相手のスパイクをブロックしたくなりますが禁止です。

ブロックがないとボールが飛んでくるコースがちゃんと見えるという利点があります。ブロック無いほうが拾いやすい(レシーブしやすい)です。

ブロックに飛ばないだけで体力の持ちが全然違うこともわかります!革バレーの時は前衛にいたらブロックがすごく重要なので何度も飛ぶし、自分たちもスパイクを打つためにまた飛ぶし、ダイレクトで返ってくるボールも打ち返すので”飛ぶ”という動作が非常に多いです。

それがゴムバレーだと”飛ばない”というルールになり、体力の減りがかなりゆっくりになりました。飛ぶことってすごい体力を消耗しているんだと気づきました!

5.ボールの飛び方が違う

ずっと革バレーをやっていたので最初ボールの感触や弾み方に手こずりました。

オーバーハンドトス

オーバー(トス)をするとゴムなのでホールディング(ボールを持ったという反則)とられてしまうぐらい、手のひら深くまで入ってしまいボールが重く感じました。

革と同じようにはオーバーができなかったのですごく練習したのを覚えています。革バレーが手首の柔らかさを使ってオーバーするなら、ゴムバレーは弾いてオーバーするようにしたら上手くボールがあがるようになりました。

アンダーハンドパス

アンダーだと思ったよりボールが弾んでしまいます。ただ、オーバーよりは早く扱えるようになりました。基本は一緒で腕で面をつくってアンダーするということで上手くあげれるようになりました。

強打が来た時は革バレーと同じで腕の面にボールを当てるだけです。ゆるいボールが来た時は少し腕を振る(ボールをすくいあげるようなイメージ)だと上手くあがります。

サーブ

サーブを打つとアウトになるぐらい伸びてしまうという同じ”バレーボール”というくくりとは思えないぐらい難しかったです。

革バレーのようにゴムバレーを打ってみたらゴムの弾みが手のひらに吸収されてしまい、思ったようなサーブが打てなくなりました。結局は打ち方を変えてサーブを打っています。

今は革バレーは全然やっておらずゴムバレー歴10年たちました。久しぶりに革バレーボールを触ると逆の感触で飛ばない、弾まないことを実感しています。オーバーはもう革の場合の手の使い方ができなくなってしまってました。

ゴムバレーと革バレーのコートの違いは?

コートは革バレーと同じコートを使っています。

そしてネットの高さですが2m40cmです。全日本男子は2m43cm、全日本女子は2m24センチなので全日本男性より少し低いぐらいです。

ゴムバレーはネットの両サイドにアンテナがありません。トスをする時に目印がないのが最初はやりにくかった思い出があります。今でもトスをあげる時には『やっぱりアンテナ欲しい』と考えてしまいます。

ゴムバレーと革バレーのボールの違いは?

革バレーボールは5号球だと重さ260~280g
ゴムバレーボールは240gです。両方持ってみても、大きさや重さはさほど変わりがないように感じます。

ゴムバレーと革バレーの違いを徹底解説したまとめ

いかがでしたでしょうか。ゴムバレーと革バレーの違いがわかっていただけたかと思います。革バレーが好きなかたはゴムバレーも十分楽しめるはずです!バレー初めてでゴムバレーから入っても革よりは簡単にボールがあがるのでおすすめです!

ルールが少し違うので最初は戸惑いますがすぐ慣れます!同じバレーボールというくくりでも、ゴムバレーのほうが体力が長持ちしますし一度体験してみるのがベストです!

ゴムバレーのことを詳しく書いた記事です。ゴムバレーをやってみたくなるように書きましたので続けてぜひご覧ください。

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