レシーブ上達のコツ4つ!バレーは位置取りと予測で名リベロになれる

レシーブ上達のコツ4選というアイキャッチ 実践編
  • レシーブが上手な人は何を考えて守っているの?
  • リベロは位置取りをどうやって学んでいるの?

みなさんも疑問に思ったことありませんか?

リベロみたいにレシーブがうまくなるコツを教えてほしい

バレーやってるかた全員考えるのではないでしょうか。

防御の要である圧倒的レシーバーはリベロなので今回はリベロの秘密にせまります!

このブログを読むと、レシーブが上達するコツがわかります。位置取りや予測の技を制したリベロの話は必見です。

バレーをやってる人は明日から今まで以上に防御力も兼ね備えた最強の選手になれるかもしれません。

リベロ級のレシーブ上達するコツとは

私が学生の頃に学んだことです。レシーブが上達するにはリベロをお手本にするのが早いです。

レシーブ上達のコツは位置取りと予測

レシーブは大きくわけて2つ。レセプション(サーブレシーブ)とディグ(スパイクレシーブ)です。

どちらもボールがくる場所がわかれば正確にセッターにボールがあがります。ではボールがくる場所がわかるにはどうしたらいいでしょうか?

それは“予測”です!ボールが飛んでくるのを読む能力です!!

サーブはどこを狙ってくるのか?相手のスパイクはどこに飛んでくるか?本で読んだり、ネットで調べるのは最初の最初だけ。

実践と経験でしか習得できない能力、それが”予測”です!

例えば、強豪校のリベロだと仲間ももちろんバレーがうまい選手ばかりです。

強烈なサーブを打つ選手がいたり、強打と見せかけてフェイントを入れてくる選手がいたりとチームの中でも強い選手たちにもまれていることでしょう。

仲間のブロックに当たり、ボールが予測とは違う方向に飛んでしまうことまで考えるのも”予測”になります。

リベロはコート外に飛んでしまったボールの反応もめちゃくちゃ早いです。それは『ブロックに当たるのではないか?』と予測しているからです。

たくさんのパターンを考えて(=予測を行い)的を絞って位置取りをしてボールを上げるというのを当たり前のように何万回とやってきています。

位置取りは簡単には習得できない能力ではありますが、ボールが行く可能性をパターン化せず考えていけば自然と体が動いていくと考えられます。常に脳みそをフル回転で使っていくのがベストです。

リベロはコミュニケーションを大事にする

ディグ(スパイクレシーブ)ひとつをとっても、仲間のブロッカーが2人飛ぶのと3人飛ぶのでは守る範囲が変わるので、敵の動きだけではなく味方の動きも目を配る必要があります。

自分がスパイカーなら同じチームにいるリベロの守備範囲も頭に入れておくことになります。

相手チームからしたら守備専門であるリベロにはボール触らせたくないわけです。逆を言うとリベロも自分以外のところにボールがいくというのはわかっています。

スパイカーのほうが相手のスパイカーに狙われます!どの試合をみてもリベロにボールが行かないようにコントロールしてます。

狙われつつもボールを上げて自ら点を取りにいくのがスパイカーです!

スパイカーは1点を取りにいかなければならないので、いくらレシーブが上手くでもそればかりに力を注ぐわけにはいきません。そこで頼りになるのが守護神・リベロの存在です。

自分が攻撃に徹する体力を維持するにはどこまでリベロに任せていいのか?ということはリベロとのコミュニケーションがとれてないと難しいはずです。

リベロも仲間が打つことに専念させるには、自分ができるだけボールを上げるべきだというのは十分承知してて、スパイカーとの意思のすり合わせを大事にしています。

このことから試合中はよくリベロとスパイカーが会話してるのはおそらく守備範囲のことでしょう。

スパイカーは点数を稼ぐためにどこまで自分が拾うのか、任せていいのかを瞬時に判断します。リベロとのコミュニケーションを密にすることがとても大事だと言えます。

リベロが得意とするレシーブの姿勢をお手本にしてみよう

レシーブがうまいというのはどういったことを指すのでしょうか?

・ボールの落下地点に入りこむ動きからボールを正確にあげる

・ボールに対してうまく腕で面がつくれる

・強いスパイクに対して球の威力を抑えてセッターへつなげることができる

・スピードがあるボールをはじかない

・変な回転がかかってない

これは全てレシーブに対してのフォーム(姿勢)がちゃんとできているからです。地道な反復練習をこなして体にボールの扱いを覚えさせないと上達が難しいのがバレーボールです。

一番最初はレシーブの基礎を学ぶと思いますが、今後ずっと自分はその技術を使っていくことになります。基礎練習のうちからキチンと身に着けてほしいスキルです。

名リベロはリーダーシップがとれる

リベロが得意なレシーブ力は防御の要であり柱です。バレーは攻撃と防御は半々であり、どちらも手を抜くことができないスポーツです。

私もバレーをやっているのでわかるのですが、攻撃可能なのはセッターがトスをあげてくれるから。

セッターがトスを上げれるのはレシーバーやリベロがひろってくれるから。最後に点をとるのがスパイカーですが、1点を生み出す最初はレシーバーやリベロが絶対の起点になります。

攻撃の起点は最初のレシーブにあり!です。レシーブがうまくなると自然に攻撃力も上がるのです。それゆえに”リーダーシップ”をとるためにはレシーブ力であるとの考えをもっていいと思います。

リベロはゲームキャプテン(試合中のキャプテン)にはなれない規則がありますが、チームのキャプテンはリベロの子がやってます、という話は春高などではあまり珍しい話ではありませんよね。

リベロはゲームの途中でコートから出たり入ったりするので、よくチームのことを見ています。ゲームを外からも見れるリベロのアドバイスは的確です。

位置取りと予測でさらに上のリベロを目指すために

これまでの話は”自分のこと”や”自分のチーム”メインで書いてきました。さらにうまくなるには第三者的な思考も大切だと考えます。

機会があれば他のチーム同士がやっている試合を観に行くと客観的に観れて学ぶものがあると思います。

リベロの細かい動きから予測をたててみる

リベロは相手コートにボールがまだあってる時もゆらゆら動いてます。攻撃が来た時に

  • どうやって守っているのか?
  • なぜこの辺を守っているのか?

を観て予測をたててほしいです。実際そのリベロがどうゆう理由でそこを守っていたのか?まで考察すると自分のバレーでも生かせるのではないでしょうか。

体の向きも非常に大事なので目を離さず観て勉強していくのが上手くなる近道です。

スパイカーこそリベロが目線になってみるのがおすすめ

自分がスパイカーなら試合中スパイカーメインで観てしまうと思います。しかし『スパイクを決めたい!』と考えてるならリベロから目を離さないことです。

相手の攻撃が来るときだけ観るのではなく、リベロは何を見て動いているのかを”リベロ目線”で考えてみると普段見えてなかった感覚が身につくのではないでしょうか。

リベロがこの辺りを守るのは、相手スパイカーのどういった動きや助走の角度を見て守備をしているのかを考えてみます。

リベロの守りには1つ1つ意味があってそこを守っているんだと考えるのは勉強になります。

自分のチームに戻った時に”リベロ目線”がチームで生かせればチームとしてのレベルアップも期待できます。

自分のため、チームのため、上達できる試合はどんどん観ていくのがレベルアップの最善方法です。

レシーブ上達のコツのまとめ。防御の要のリベロになるために

この記事ではこのポイントが理解していただけたのではないかと思います。

・上達するには、予測から導くレシーブの位置取り

・スパイカーはリベロとのコミュニケーションが必要不可欠

・レシーブが上達するためには基礎練習を怠らず正しいフォームを崩さない

・レシーブが上達するとリーダーシップも発揮できる

・違うチーム同士の試合を観てレシーブの守備力を上げていこう

バレーをやってると相手によっては守備力を求められることもありますよね。その時にうろたえないためにも、位置取りや予測をしっかりと身につけていきましょう!

「あれ?レシーブが上手くなった気がする」と実感できるようになってくるとますますバレーが楽しくなってくることでしょう。

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