バレーの雰囲気良くなる方法とは?ハイキューで学ぶチームワーク作り

ハイキューに学ぶ、雰囲気良くなる方法というアイキャッチ チームワーク編

バレーが好きなら一度は読んでみたい漫画『ハイキュー!!』実際読んだことがある、全巻持っている!というかたも多いのではないでしょうか。

そしてこの記事にたどり着いたということは『自分のチームの雰囲気が悪くて…』『点を取られるとチーム全体が暗くなってしまうので解決方法を知りたい!』など改善するきっかけを求めるかたが読んでくれているんだと思います。

ハイキューを例に『雰囲気が良くなる解決方法』がこの記事を読むとわかります!今日からバレーの雰囲気を上々にしていきましょう!

試合中チームの雰囲気が暗い時に盛り上がる方法

ささいなことで、チームの流れがグワーッと動くことがあります!

雰囲気悪い時に点が入り一気に盛り上がる!

チームの雰囲気が悪い時に入った1点。この1点はただの1点ではないんですよね。めちゃくちゃ大事な点数。このまま追加得点を強気で狙いたい!…と先のことを考えたいところですが、まずこの1点を全員で(コートの中の人も外の人も)喜ぶことが大事です!

雰囲気悪い時にとれた1点なんてラッキー以外のなにものでもありません。この1点を盛大に喜ぶことが大事です。この1点にあやかっていい雰囲気をつくりたい!いい雰囲気を作れないと連続得点なんて狙えないです。

ハイキューでは烏野VS常波でこんなシーンがあります。中学の仲間が高校になって敵になり戦う場面です。圧倒的な力の差に常波の選手は弱音を吐きますが、最後の最後で粘りをみせ1点をもぎとります!

たった1点で喜びすぎじゃねーか俺ら!?
いいんだよ!こういう1点から流れが来るんだよ!(第5巻115頁から引用)

このあとに常波は負けてしまいますが、流れというのは誰にも予測できないもの。しばらくたたないと流れってどちらに傾いてるのかわからないものです。チームの雰囲気が悪い時こそ1点とれたら、こちらに流れがきたかのごとく喜ぶことが大事です!

点にはならないプレイで全員感動する

これは無我夢中になった時におきるものです。どうにかしてボールをつなげたい!という気持ちだけで仲間の心を掴んでしまったような、ただただ『すごい…』って言葉しかでないようなそんなプレイです。

ハイキューでいうと第6巻の44頁です。エースの東峰と鉄壁のブロックを誇る伊達工業の対決です!何度打ってもブロックされ、それをリベロの西谷が拾う、そしてまた東峰が打っていく緊迫の場面です。早い展開に漫画を読みながら手に汗をかいてしまうぐらい緊張が伝わる展開です!

何度目かのスパイクとブロックの攻防で西谷のカバーが『間に合わない』となる時にとっさに西谷の左足がでます!バレーは体のどこに当たってもボールがあがればOKです。あがったボールを最終的には東峰が決めます!

点をとったのはエース東峰ですが、繋いだのは西谷。反射的に足がでた西谷に観客も監督も驚いています!ボールをつなげたい、落としたくないという執念の動きですね。

ミスするのが怖い、責められるのがイヤな時

これは誰しも一度は思うことではないでしょうか。バレーボールに限らず、どのスポーツも頑張ってるからこそチームの仲間の目が怖いというか、私も実際責められたことあります。サーブに自信があったのに公式試合でミスしてばかりで『あんなに練習してきたのに…』と不甲斐なさに打ちのめされました。

自分のミスで仲間に迷惑かけたくない恐怖心から、どんどん消極的になってしまうこともあります。ハイキューではエースの東峰がそうでした。何度もトスを呼んで何度も打つのですがブロックにシャットアウトされ、心が折れてしまいます(その時の相手は”鉄壁のブロック”を持つ伊達工業)

チームのリベロの西谷にも

アンタはまたスパイク決めたいって思わないのかよ!!(第3巻84頁から引用)

と言われてしまいます。しばらくは部活に行けなくなってしまった東峰ですが、諦めきれずフラフラと体育館の前にいたところ町内会チームとの練習試合にむりやり参加させられてバレー部に戻ってきます。

試合中に東峰は前に西谷に言われた答えをぶつけます!

何回ブロックにぶつかっても、もう一回打ちたいと思うよ(第3巻85頁から引用)

何回壁に当たっても立ち上がらないといけないというのが人生にも当てはまりますね。ミスがゼロの人はいません。どんなに名プレイヤーでも成功の数と同じ数の失敗してきたはずです。失敗してきてもあきらめず続けていれば失敗のままで終わることないです。次うまくいくかもしれないのに自分で幕を下ろすのはもったいないです。

ミスが怖い時の解決方法が書いてあります!前向きにミスれるようになる記事です↓

ミスが怖い時の解決方法6選!バレーの失敗は安心材料を増やすのがコツ
バレー中のミスが怖くなった時ってありますか?この記事を読んでわかることは・どんな時にミスがでてしまうのかがわかる ・ミスの原因と対策がわかる・ミスの後どうやってカバーするかを考えることができる。実体験も交えた対策を解説しているのでぜひご覧ください。

点差がついてて勝てる見込みがほぼない時

強豪と戦うと点差がつきすぎること経験あります。向こうは控え選手を出してきたりで悔しい思いをしました。点差が覆る可能性はほぼないと頭の片隅で思いながらも向かっていくしか選択肢がない状況です。

ハイキューの主人公・日向も一番最初に同じ経験をしています。中学時代に寄せ集めで参加した最初で最後の総体で、影山率いる強豪とあたってしまいます。予想通り大差はつくのですが日向の諦めない姿勢に影山の心は揺さぶられてしまいます。

点差が大きくなってしまい後輩に弱音をはかれてしまった日向でしたが、諦めない理由を伝えます。

まだ負けてないよ?(第1巻38頁から引用)

勝負はいずれつきますが、まだ戦ってる今は終わってない!ということを伝えたかったのだと思います。最後の笛が鳴るまでは勝ちも負けもないのです。その瞬間までやれることは全部やるんだと、この短い一言にはメッセージが詰まってますね。

試合以外でチームワークを作る方法

チームワークってちょっとしたことで作れるものなのですね。

練習が楽しくない時に心を引き締める言葉

練習が楽しいなんてこと思ったことないかもしれません。大人になり小中学生に教えてる時は楽しかったですが、自分が子供のころはキツイ練習についていくのがやっとでした。試合に勝つと『あ~このために練習してきたんだな』と思えるんですが、また練習になると楽しくないの繰り返しです。

それでも練習するのは『また勝ちたいから』だとか『この仲間でずっと戦いたい』とか練習した先に待ってる希望があるからだと思います。特に学生時代は時間に限りがあります。3年間といっても実質2年半ぐらいです。”ずっと”はない終わりが決まっている時間の中で頑張っています。

そう考えると『練習が楽しくない』なんて言ってられません。”終わりの時間”が近づくとその言葉を後悔することになるかもしれないです。私も学生時代に監督に言われた言葉がハイキューにもありました。

今、おろそかにした一球が試合で泣く一球になるぞ!!(第5巻10頁から引用)

どんなに練習してもただ1チーム以外は全部負けを経験します。全てを出し切ったとしても後悔はついてくるものです。実際に引退した日の最後の試合、最後の球でこの言葉の意味がわかります。

先生や監督のサプライズで盛り上がる

小さいサプライズだと親や先輩方の差し入れが豪華で美味しかった!というのがあります。例としてミスタードーナツやサーティワンなどが合宿中にもらえたりするとテンションあがりました!

今でも覚えているのが私が高校生の時です。県大会初戦でいきなり最初に県内の強豪校と戦うことが決まってました。当時の部活の顧問は私たちが勝てないと思ってなのか?奮起させるためか?わかりませんが『勝ったら全員にラーメンをごちそうする!』という年中お腹を空かせてる高校生に言ったのでした。

試合中は『ラーメン』を合言葉に劣勢な場面でもなぜか明るく、こちらのほうが負けてても相手チームは監督に怒られてる状況でした。結局ずっと『ラーメン』を目標にした私たちのほうが終始、雰囲気良くなんと勢いで勝ってしまったのです。

ハイキューでも第11巻145頁から合同合宿後にバーベキューのシーンがあります。これは監督たちのおごりで、それを聞いた烏野の選手たちは『がんばれば、このあとバーベキューだ!』とテンションがあがります!

食でつる…というやり方もあるのかもしれませんが、”勝つ”とか”優勝を目指す”ではない『目標』のほうが逆に肩の力が抜けてチームの雰囲気をよくなるってことがあるのかもしれません。

余談ですがラーメンの話に戻ります。ラーメンの勢いで強豪に勝ったのですが、あっさりと2回戦で負けてしまいました。『ラーメンがかかった戦いだけ真剣にやったな』と顧問は言ってましたが、約束通り40人近い部員に出前でラーメンをごちそうしてくれました。いつも練習している体育館でみんなで食べたラーメンは大人になっても記憶に残っているいい思い出です。

チームの雰囲気が暗い時に盛り上げる方法のまとめ

ハイキューはただのスポーツ漫画ではないです。人生の指針になるような、励まされるような場面がたくさんあります。改めて読み返すと自分を奮い立たせてくれたり、チームに還元できる内容がいっぱいです!バレーを続けているかたは、もしつまずいたらぜひハイキューを読んでみることをおすすめします!

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